はじめての方へ

 はじめての方へ 基礎知識(2) 

5.取引用語の説明
6.取引期限と委託証拠金
7.ザラバと板寄せ

取引用語の説明

先物取引で使われる重要用語をご紹介します。
スーパーでお肉を買う場合と先物取引で金を買う場合を比較してみましょう。

用語説明イメージ


  スーパーで「100g100円」の
お肉を3パック購入
先物取引で「1g1,000円」の
金を2kg購入
呼値 100g 1g
呼値の単位 1円 1円
取引単位 1パック(500g)(スーパー指定) 1枚(1kg)(取引所指定)
倍率 5倍 1,000倍
約定値段 100円 1,000円
取引数量 3パック(1,500g) 2枚(2kg)
総取引金額 1,500円 2,000,000円

呼値と呼値の単位

取引において基準となる数量の最小単位を「呼値」、値動きの最低単位を「呼値の単位」といいます。スーパーでは、通常100g100円といった値段表示がされますが、先物取引の場合も同様に1g1,000円といった表示がされます。

取引単位

先物取引では1枚、2枚といった「枚」を使用します。 スーパーでは「1パック500g」などと指定されておりますが、同様に先物取引も取引所が「1枚1kg」と指定しております。

倍率

 「倍率」とは、実際に取引する単位が「呼値」に対して、何倍かを示したものです。この場合、スーパーの方は5倍(100g→500g)、先物の方は1,000倍(1g→1kg)となります。

約定値段

取引が成立した値段を「約定値段」といいます。

取引数量

取引を行う際に決める数量のことです。

総取引金額

実際にお買い物などで商品の対価として支払う金額が総取引金額です。現物丸代金ともいいます。
(「総取引金額」=「約定値段」×「倍率」×「取引数量」)と算出します。

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取引期限と委託証拠金
【取引期間】
取引期間

 先物取引では、銀行の定期預金のように期限があります。また、定期預金に6ヶ月、1年とコースがあるように、先物取引では同じ商品でも期限の長さが異なります。
  さらに定期預金では満期を迎えると普通預金に移行しますが、先物取引の場合、期限が到来すると現物取引に移行したり、差金決済により先物取引が終了します。
  この先物取引の最終日のことを納会日(のうかいび)といいます。


【委託証拠金】
10kgの金をお取引したときの現物取引と先物取引の違いをみてみましょう。

※1,000円から1,200円に上昇した場合

委託証拠金

 このように、少ない資金で大きな取引を行った場合と同じ効果が得られます。その反面、損失も同じように発生します。
  また、証拠金には相手方に取引の意思を伝えるという役割もあり、相場の変動により証拠金の担保価値が目減りした場合には、取引を継続するかの意思表示が必要になります。
  これを 追証拠金制度(おいしょうこきんせいど) といいます。

 

委託証拠金
証拠金の種類

■委託本証拠金 (いたくほんしょうこきん:通称「ほんしょう」)
取引を行う際に必要となる基本的な証拠金

委託追証拠金 (いたくおいしょうこきん:通称「おいしょう」)
詳細「追証拠金制度」
取引により「委託本証拠金」の50%を超える計算上のマイナスが出ると必要になる証拠金

委託定時増証拠金 (いたくていじまししょうこきん:通称「ていじまし」)
納会日が近い限月に対し、取引所が追加の預入れを求める証拠金

■ 委託臨時増証拠金 (いたくりんじまししょうこきん:通称「りんまし」)
急激な相場変動があった場合などに、取引所が臨時的に追加の預入れを求める証拠金

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ザラバと板寄せ

先物取引では「ザラバ取引」と「板寄せ取引」の2つの取引手法が採用されております。

取引時間と採用銘柄

取引所で行われる取引を「立会(たちあい)」ともいいますが、土・日・祝祭日や年末年始を除く毎日取引を行っております。>> カレンダー
取引時間は採用する取引手法により商品ごとに異なります。>> 取引要綱

ザラバ取引

● 採用銘柄 : 東京工業品取引所の金、銀、白金、原油、ガソリン、灯油、軽油、ゴム、アルミなど

板寄せ取引

● 採用銘柄 : 東京穀物取引所の大豆、とうもろこし、コーヒー、中部商品取引所のガソリン、灯油、軽油やその他の取引所取扱商品

約定値段の決まり方

ザラバ取引
主に東京工業品取引所で採用されており、世界標準の取引手法です。 ザラバ取引では「価格優先・時間優先の原則」により約定値段が決定されます。

優先される注文
順番待ちの注文
成行注文 指値注文
100円の売り指値 110円の売り指値
100円の買い指値 90円の買い指値
9時00分の100円の売り指値 9時01分の100円の売り指値
9時00分の100円の買い指値 9時01分の100円の買い指値

板寄せ取引
東京穀物商品取引所等で採用されており、日本独自の取引手法です。板寄せ取引では取引所より仮の約定値段が提示され、買いと売りの注文枚数が一致するまで仮の約定値段が上下します。最終的に注文枚数が一致した時点で取引所が取引を終了させ、その一致した値段がその節の約定値段として決定されます。

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